【山梨紀行’18③】カーシェアで巡る桔梗信玄餅工場と武田神社。タイムズは旅先でも使える。
前回の勝沼ぶどう郷から甲府市内で一泊し、翌日は桔梗信玄餅工場と武田神社へ出かけてみました。いずれも駅から遠くバスも無いためタイムズカーシェアを利用します。
1.当日朝決めたルート

グーグルマップでルート予測。
実はホテルでグータラも考えていたので、計画はしていたものの予約は当日朝にタイムズカープラスアプリで決めました。
幸いホテルのすぐ前にステーションがあったのでJR甲府駅まで出るより簡単でした。時間もグーグルマップやカーナビである程度予測しやすいものです。19分予測でしたが国道411号と20号甲府バイパス経由で23分でした。
ただこの桔梗屋本社工場、敷地内よりも敷地外の駐車場のほうが空いているケースが多いようで、ルート案内通りに正面玄関を目指すより国道20号沿いのセブンイレブン甲斐一宮インター店手前を左折したほうが良さそうです。
2.信玄餅工場は予約不要で毎日見学できる

文字通り楽しさいっぱいのお菓子の工場です。
信玄餅で有名な桔梗屋ですが手軽に工場を見学できる場所としても有名です。車でしか行けなくても手軽なほうです。その理由は以下の通り。
①予約不要で週末も開催
工場を公開している企業でも人数制限があり予約制のケースが多いです。また土日は工場が止まって見学もないのが一般的です。桔梗屋の場合昼休みでレーンが止まる場合や、混雑時に30分おき開催とすることがありますが、基本入退場自由です。
②子供連れでも楽しめる
工場見学は段差が多いことや窓が高いことから子供の見学を制限していることもありますが、桔梗屋では階段こそあるものの年齢制限は無く、実際子供連れの見学者も目立ちました。
③撮影も自由
工場見学はその性質上撮影や公開を制限しているケースもありますが、ここは自由でした。

入口でライン停止時間や自由見学か30分おきかの案内があります。

食品工場らしくエアブラシで靴清掃。

信玄餅の袋詰め風景。
案内にしたがって建物中を進むだけ。2階通路の窓から製造ラインを見下ろす形で、混雑していても比較的みやすいです。所々案内係も居て自動音声ガイドがある箇所もあります。
メインは信玄餅ですが生産数の少ないプリンやロールケーキの手作業の工程も見られました。
3.食べ物や土産物も幅広い桔梗屋テーマパーク
一帯をテーマパークと呼んでいるだけあって楽しみは色々あります。朝方の当日期限信玄餅詰め放題が有名なようで朝から駐車場が満車だったのはその為のようです。激安コンビニという名の弁当屋もあり従業員向けのお弁当を見学者でも買えます。

信玄餅と信玄棒が乗った信玄ソフト+
工場見学出口にあるカフェではソフトが売られています。ソフトクリームと言うよりほぼパフェで信玄餅や信玄棒、きな粉、黒蜜と桔梗屋製品を丸ごと味わえる一品。立食用のテーブルのほか中庭を活用したテラス席もありました。

よく見るときな粉や黒蜜も「ばら売り」
土産物は当然信玄餅もありますが価格は市中のお店と同じです。その原料となる黒蜜やきな粉もばら売りしているのは工場直売らしいところ。
4.帰りは武田神社にも寄ってみた

武田神社正面
帰りは同じ道を辿るのも気が引けるので甲府市北部へ回り武田神社へ。

有名すぎる風林火山旗。
2019年は甲府開府500周年の節目となるようで風林火山旗と共にこうふ開府500年旗も。これは甲府市内でも良く見かけました。紅葉の季節にまた来たいものです。
武田神社から甲府駅までは実は一本道。わかりやすいとともに武田氏のお膝元であることを改めて実感。
5.地方観光こそカーシェアのメリットが大きい

今回の車種はスズキハスラー。共用なのに赤黒のツートーンとオシャレ。
カーシェアリングは圧倒的に東京近郊に偏重していますがタイムズカープラスは地方都市でも少数ながら展開しています。車の流れが速く駐車場が多く公共交通の乏しい地方こそカーシェアリングが本領を発揮すると思います。
地方都市では路線バスが走っていても目的地までどのバスで行けるのか余所者には解りにくいもの。運行本数や所要時間も希望通りとは限りません。そもそも行きたい場所全てをバスが網羅していること自体考えにくいものです。
ところがカーナビであれば現地の地理に疎くても目的地を一発で探せますし、おおよその時間も把握できます。特にステーションへの帰りには有効です。
またJR甲府駅から車で数分圏内にも無料駐車場を備えたコンビニ等があり車で寄れる場所も数多くあります。郊外なら尚更駐車場ありきの車社会なので止める場所に困ることはありません。