予告通り?ANAマイルで香港往復特典航空券を取ったど~。簡単で難しいそして面白い!
国際線特典航空券の記事を書いていたら実際にやってみたくなって、勢いで特典航空券を押さえてしまったという話です。まぁ条件付とは言え変更やキャンセルもできるので、本当に行くかどうか迷えるというのも魅力なのかもしれません。何より検索段階からもう楽しいんですよ。
1.深夜便含め本数が多い
前記事でも書いたように香港線がおすすめの理由の一つが便数が多いことです。現在ANAは香港線を毎日成田から2便、羽田1便、関西1便、中部1便が出ており、加えて毎日ではありませんが季節により週2~7便羽田からもう1本深夜便が出ています。
この深夜便は羽田/香港とも深夜発早朝着なので非常に使い勝手が良いです。同路線の夜行便は他に香港エクスプレスやキャセイドラゴン(2018年3月から羽田発は早朝に)も運航しています。
また機材も豊富で、選ぶ余裕はなくてもどれが当たるかという面白さもあります。成田/関西線はかつてバンクーバーやシンガポールにも飛んでいたボーイング767-300ER、羽田線はビジネス席がシェル型のボーイング787-8かフルフラットの787-9、中部線は国内線と兼用のボーイング737-700です。
最初にとりあえずいけそうな日程で検索。全旅程ANA便ビジネスクラスで閑散期35000マイル+10000円ちょい。羽田でも無理がなく香港でも滞在時間を使える一番美味しい時間帯で、有償航空券ではコミコミ15万円以上(成田便だと5000円程安い)なので1マイル≒4円以上という高いパフォーマンスを発揮。
しかも787-9は長距離線向けのフルフラットシートなので15万でもなかなか味わえないです。羽田からだとハノイ線やマニラ線等にも入っていますが整備等の都合で787-8等他機種に替わることもまれにありますが、それも予約段階で分かります。
エコノミーだと長距離仕様も短距離仕様も変わらないのでビジネスクラスだけの贅沢な迷い。ただ前記の中部~香港線の737-700はエコノミー/ビジネス(国内線ではプレミアムクラス)とも個人スクリーンが無い旧式。選ぶのは損なのか、いずれ新型エアバスA320neoに置き換わるので選ぶのも今のうちなのか、これも賛否両論あるでしょう。
2.同じZONE2でも遠くて観光資源多数
日本~香港は必要マイル数は中国、台湾、フィリピンと同じZONE2です。その中でも距離が比較的長く、観光資源も多く、台北やマニラより便数が多いというのも魅力的です。
3.スターアライアンス他社便も
これ、ルールが複雑なので前回は紹介しなかったのですが旅程の一部または全部でスターアライアンス加盟航空会社の便を使うこともできます。この場合ANA特典航空券ではなくスターアライアンス特典航空券のルールが適用され、簡単に言うと必要マイル数が変わり、繁忙期/通常期/閑散期の区分が無くなる等の違いがあります。
例えば日本~香港の場合アシアナ航空のソウル経由や、中国国際航空の北京経由、エバー航空の台北経由など。ただ中国国際航空の北京経由はビジネスクラス含めもともと運賃が安いのでせっかくの特典で選ぶのは勿体無いです。
さらに意外と知られていないエア・インディアの関西~香港、エチオピア航空の成田~香港も空席があれば選べます。エア・インディアはデリーまで、エチオピア航空はアディスアベバまで行く路線ですが日本~香港だけ乗ることも可能です。
4.クラスと航空会社の違いを味わう
このように特典航空券は少ない出費で旅行できるというだけでなく、普段縁のない土地に行ける/航空会社やクラスに乗れるという貴重な経験ができる(可能性がある)のも魅力です。
で、結局取ったのがこれ。乗継ぎなしの単純往復という意味では初心者向けのフライトですが往路はANAの最新ビジネスクラス、復路は2015年に成田線を開設したアフリカの航空会社というかなりひねった物です。
必要マイルも下がり、お支払い総額も下がったことに注目。香港国際空港の空港税が搭乗クラス別になっていることとエチオピア航空が燃油サーチャージを導入していないことから安上がりになっています。これは予想外の追い風です。
ちなみにエチオピア航空は公式ウェブサイト等を利用して成田~香港往復航空券を取ることもできるのですが、わずか週3便のみ、往路は香港0時過ぎの到着の2点で使い勝手は悪いといえます。しかも2018年6月から成田~アディスアベバ線の経由地を香港からソウル仁川への変更を発表しており、成田~香港線は廃止。その意味でも超貴重な予約です。
5.変更が難しくなる場合も
特典航空券はルール上変更はできますがスターアライアンス特典航空券にはリスクも伴います。便や日時の変更はできますが航空会社、路線、経由地の変更はできないのです。このエチオピア航空も変更ができるのは5月までしかも週3便ということです。
確かにこれは極端な例ではありますがANA側のルールでは1年間有効といっても、提携航空会社が経営上あるいは外交上の問題から路線を廃止する可能性は排除できないのです。
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