ANAマイルが飛行機のライトユーザーにもおすすめな7つの理由
飛行機にたまーにしか乗らない人にとってマイルを貯めることはあまり重視されない傾向にあります。理由としては利用頻度が低いゆえに仕組みが分からない、手続きが面倒、使い方が分からない、特典交換まで貯まらない等が挙げられると思います。
確かに多くのケースではそうなのですが実はANAマイレージクラブは数少ない例外としてライトユーザーにもおすすめできるプログラムです。
1.航空クレジットカードは年会費が必要
ここで言うライトユーザーとは、飛行機搭乗回数が年間4回未満、特定の航空会社へのこだわりが無い、路線網や提携関係が分からない、そして航空クレジットカードの会員でない等の層を指します。
航空クレジットカードはJALカードやANAカードが有名ですが一部の例外を除き2000円前後の年会費が毎年必要です。ショッピング機能はほぼ同じで年会費の掛からないカードも多いので、JALやANAにまったく乗らない年があると無駄だと思いませんか?固定費なので必要なときだけ支払うということができないのです。
一方で航空クレジットカードを持たない場合(ANAはANAマイレージクラブ会員の略称でAMCと呼んでいる)は基本フライトでしかマイルは貯まらない反面、入会金や年会費は一切掛かりません。これ重要です。
基本と言ったのはキャンペーン応募や抽選でもらえたり、他社ポイントから交換することができるからです。とは言えキャンペーンはいつも自分が対象とは限らないし、ポイント交換も多くが2円分=1マイルにレートダウンするので効率的でないケースが多いです。
2.実は1マイルから運賃支払に使える
多くの航空会社の場合最低でも6000マイルくらい貯まらないと魅力的な特典には交換できません。ANAでも国内線特典航空券片道通常期が6000マイル~必要です。
しかし実はANAマイルは1マイル=1コインのレートでANAスカイコインに交換できます。ANAスカイコインの使い道はANAウェブサイトかアプリで航空券や旅行商品の購入に宛てられます。簡単に言うとマイルを運賃支払に使えますということ。
しかもマイル→コインはウェブサイト上で即時交換できますから、思い立ったらすぐ使えます。逆にコインからマイルへの交換は不可。費用の一部でも全部でも支払うことができます。
一方で一度に10000マイル以上の大量交換をする場合は、その量とANAカードの有無や搭乗実績により1.2倍~1.7倍までレートアップするのでヘビーユーザーはより多くの恩恵を受けることができます。詳しくは公式ウェブサイトを参照。
3.もう2回目から使える
一般にマイルは顧客獲得制度なのでヘビーユーザーを目指してもらう傾向にあるのですが、前述の通り1回搭乗しただけの人も2回目のフライト予約時にはそのメリットを受けられるのです。Tポイントや楽天スーパーポイントは同様のシステムですが航空会社では珍しいです。
特典交換必要マイル数に達しないとか有効期限が切れるという心配がなくなります。
4.チェックインが楽
少し前までマイル会員証といえばプラスチックカードに磁気ストライプが一般的でしたがAMCでは2017年夏の新規入会からこれを廃止し、再生プラスチックカードに二次元コードを印刷したもの、もしくはスマートフォンのモバイルアプリに置き換えました。
国内線では毎回これをかざせば受託手荷物や保安検査を受けられますから予約情報を印刷して持ってくる必要もなくなります。
5.海外の提携航空会社&路線が多い
ANAはスターアライアンスに加盟しており国外30以上の航空会社とマイル提携しています。
- アシアナ航空(韓国)
- 中国国際航空
- エバー航空(台湾)
- ユナイテッド航空(米国、ハワイ、グアム)
- タイ国際航空
- フィリピン航空
- ガルーダインドネシア航空 等
日本人の利用が多く関西空港など地方にも直行便のある航空会社との提携が多いのも魅力です。但しタイ国際航空やエバー航空等ANAマイルが加算率されないセール運賃を用意している場合があるので注意が必要です。これの見分け方もいつか紹介します。
提携航空会社でも予約時あるいはチェックイン時にANAお客様番号を登録しておけばマイルを獲得できます。
6.有効期限が3年最大4年ある
マイルは獲得から3年後の同月末まで有効です。例えば2018年12月1日搭乗分のマイルは2021年12月31日まで有効で、それまでに何らかの特典に交換する必要があります。
一方ANAスカイコインの有効期限は獲得から1年後の同月末まで有効です。これも搭乗日ではなく購入日です。上の例で言えば2021年12月1日にスカイコインに交換処理をした場合、そのスカイコインは2022年12月31日まで購入に充てられます。フライトでの獲得から計算すると4年あります。
7.ライトユーザーの最適な使い方
例えばANA国内線で羽田から北海道や九州まで年間4回乗るとしても獲得できるマイルはせいぜい1500マイル程度(沖縄であればもっと)。3年で4500マイルでは特典航空券には届きません。
しかし4500マイル=4500コインとすれば次回旅費の足しになるのは間違いないです。年会費をかけて継続する意味は無くても無料であれば続きそうです。
注意したいのは北海道や九州路線でエア・ドゥやスターフライヤー、ソラシドエア運航便の場合はANA便名で買うよりも、自社便名(ADO、SFJ、SNA)で買う方が1000円以上安上がりなのでわざわざマイル目当てにANAウェブサイトで買う必要もないです。その場合ANAマイルの付与はできず、代わりにDOマイル、スターリンク、ソラシドスマイルが貯まることになります。
また支払時の差額はクレジットカードのみで、勿論ANAカードである必要はありません。購入はANAウェブサイトかモバイルアプリに限られ旅行代理店等での支払いはできません。
参考:10000マイル貯まったら考えたい。ANA国内線特典航空券初心者向け解説。
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