【タイムズ】ダイハツ新型ミラトコットを無料キャンペーンで乗ってみた。運転のしやすさはシンプルイズベスト。
タイムズカープラスとダイハツが会員獲得と新モデルPRを目的に太っ腹なキャンペーンを始めました。一部ステーションで2018年6月に発売されたミラトコットを導入し、それを240分(4時間)無料で利用できるチケットを配布しています。
- エントリー後チケットが届くのでウェブかアプリで予約
- 日常の足グルマゆえ導入ステーションは住宅地中心に結構多い
- 早速借りてみた。カーシェアなので手続きも簡単。
- USBとBluetooth接続は車を持たないユーザーにも便利
- 不自然ない運転感覚とターボ無しでも十分な軽々しさ
- フリック・スワイプ操作のナビも使いやすい
- 最新の運転支援システムも親切
- 80km走って27.0km/Lでもガソリン自己負担なし
1.エントリー後チケットが届くのでウェブかアプリで予約
このキャンペーンは2019年3月まで続くようですが、ウェブサイトでの事前エントリーが必要です。対象者は、
- タイムズカーシェア会員であること
- ダイハツミラトコット未利用であること
エントリー後1週間ほどでトコット専用240分チケットが付与されているのがマイページで確認できます。
これをミラトコットショートプラン利用時に使用すると最大4時間3296円分が無料になります。
2.日常の足グルマゆえ導入ステーションは住宅地中心に結構多い
タイムズカープラスは車種ごとのステーション検索も可能。2018年8月現在ミラトコットは全国99台、東京都だけでも30台用意されていて駅近くや住宅街の利用しやすい場所が目立ちます。
都心部には上記の横浜駅西口のようにレンタカー等も兼業したタワー型駐車場の大規模ステーションもありますが、多数派である住宅地にあるコインパーキング併設型のステーションのほうが見つけやすく出入りも楽なので使い勝手が良いのは確かです。
ミラトコットをはじめとした軽自動車は買い物や送迎といった短時間の日常使用が多いはずなのでこの方が使いやすいのは間違いないです。
3.早速借りてみた。カーシェアなので手続きも簡単。
早速使ってみることにしました。土曜日の夕方、都内某所のステーションに向かいます。
- リアガラス付近のセンサーに会員カードをかざして解錠
- ドアを開けて音声に従いキーを取出しエンジン始動
- ナビ画面に出る注意事項に同意
- ポール看板を外し座席/ミラー位置調整
- 出庫後ポール看板を戻す
チェックインの流れはこんなものです。非常に簡単です。タイムズのサイト内でも解説動画があるので事前に調べておくこともできます。ドアを開けると音声での指示も出てきます。
特にパーキングブレーキやサイドミラー展開操作は車種により違いがあるので、初めてで慣れないと準備に5分10分かかってしまうこともあるので、4時間というのは初心者にもかなり余裕があるといえそうです。
4.USBとBluetooth接続は車を持たないユーザーにも便利
運転席と助手席の間には12V電源のほかUSBコネクタとETC、さらにシートヒーターまでありました。12V電源はかつてのようにシガーライターは無く、電源としてのみ機能するのが最近の車のトレンドです。とは言え自動車を保有しない人には12V電源ケーブルを持たないことも多く、USB電源の利用価値は大きいと感じました。
さらにBluetooth接続も可能なので手持ちのスマートフォン等の音源をオーディオで楽しむことも可能です。1時間程度の短時間利用では接続が面倒なので使いにくいですがそれ以上の利用なら一度接続しておけばエンジン再始動後も利用できます。ただBMW等のようにハンドルのボタンで選曲はできないようです。
どちらの機能もタイムズカープラスの車種でも採用は輸入車を中心とした少数派なので、今はまだ珍しいと言えます。
5.不自然ない運転感覚とターボ無しでも十分な軽々しさ
カワイイ系のデザインながら男性にも受け入れられそうなシンプルなデザイン。ダイハツの言う「エフォートレスカー」の通り背伸びせず気軽に乗れる車です。
実際スライドドアのワゴンに比べ軽い分発進や右左折は随分と軽く、死角も少ない良心的かつ合理的なデザインで初めて乗ってもすぐ馴染めました。
近年の軽自動車は重量化が進み、ターボ無しだときついかなとも思いましたが、実際にはそんな心配もほとんど無用。後半乗った首都高での合流のように上り坂で加速する時くらいでした。
運転席周りもスイッチ類の少ないシンプルなデザイン。とは言えBluetooth接続や後述の運転支援システムなど機能はかなり充実しています。
6.フリック・スワイプ操作のナビも使いやすい
カーナビはスマートフォンやタブレット端末のように画面に触れて地図の移動や拡大といった操作ができます。運転者だけでなく車に不慣れな助手席の人からも操作しやすい親切設計。
どちらかというとスマートフォンやタブレット端末に近いユーザーインターフェースが2010年代後半のカーナビのトレンドのようです。真新しいと同時に始めての人でも使いやすい仕様です。
7.最新の運転支援システムも親切
パノラマモニターと称する全方位カメラと、障害物を音で知らせるコーナーセンサーの組み合わせは軽自動車初だそうで、不慣れな車での車庫入れも安心感が高まります。
カーシェアリングのステーションは出入りに切返しが必要だったり道路から直接縁石を乗り越えて入庫する場所が多いので、活躍の場は結構多そうです。
ちなみにタイムズ側でも2016年10月以降の新車にはすべてバックモニターを装備しているとのこと。バックモニターの有無は予約段階でも判ります。
一方、世話になることはなかったのですが追突軽減自動ブレーキや車線逸脱警告、誤発進抑制機能など最新の予防安全システムも装備されています。
8.80km走って27.0km/Lでもガソリン自己負担なし
渋滞やアップダウンも繰り返し環八や環七、首都高速などを乗り継ぎこの日の移動距離は約80km。メーターでの平均燃費は27.0km/LとJC08モードの29.8km/Lに及ばずともかなりの好成績。アイドルストップも積極的に機能してくれたおかげです。
レンタカーとは違い返却前に給油の必要は無く、給油自体も備付けカードで行うためガソリン代の自己負担はありません。
また夜間6時間以上、日中12時間以上のパック料金には距離料金も課されますが、それ以外の短時間料金なら距離料金は不要。実質何km走っても料金は定額ということになります。
最後の返却も元のステーションに戻りエンジンを切ると音声で指示が出る親切仕様です。結局運転以外の給油等のメンテナンスは必須ではないため、これも初心者のちょい乗りには適していると言えそうです。