JRE POINTはsuicaグリーン券に交換がベスト!1乗車600ポイントで曜日問わずどこまでも。
JR東日本のJRE POINTの拡大展望が徐々に明らかになってきました。JRE POINTの使い道は主に1ポイント=1円で加盟店での支払いやsuicaチャージが中心でしたが、2018年3月17日からグリーン券への交換が始まりました。かなり手軽かつ高還元です。
参照:JRE POINTは陸のマイルになるのか?オワコン一直線か?でも今後に期待
1.普通列車グリーン車について
東京近郊の長距離普通列車はグリーン車を連結しています。東海道・横須賀・総武線は旧国鉄時代から、2004年10月から宇都宮・高崎線に、2007年3月から常磐線にも導入。中央線にも導入が計画されていますが車両運用やホーム長さの関係から実現にはまだまだのようです。
主に通勤時間帯の混雑緩和や行楽需要をターゲットにしていますが座席指定のない自由席です。座席は特急列車の普通車とほぼ同等のもので、リクライニング、テーブル、ドリンクホルダーが備わっており、飲み物やお菓子の車内販売もあります。
2004年10月からは曜日と購入場所によって料金が変動する方式に。事前に駅もしくはモバイルsuicaアプリで購入したほうが安く、車内で乗務員から買うと高くなります。
短距離では高めですが51km以上なら鎌倉~成田空港や小田原~高崎といった長距離でも一定で新幹線に比べてもコスパは良いと思います。新幹線はsuica利用のハードルが下がったとは言え短距離では高いですからね。
参照:モバイルsuicaVSタッチでGO!新幹線。たった200円引きでも普及度の壁の突破口になるか?
2.600ポイントで1回最大1000円分に
JRE POINTの還元率は1ポイント=1円が多いのですが、suicaグリーン券交換は1枚600ポイントです。「グリーン券」「1枚」という表現はありますが紙のチケットはもらえず、suicaカードかモバイルsuicaにインストールする方式です。
申し込みは2枚以上同時も可能ですが受け取りは1度に1枚まで、そして受け取り時に区間を確定させます。グリーン券を購入する場合と違い距離や曜日に関係なく600ポイント一律のようです。平日の長距離ほどお得と言えそうです。
受け取りは乗車当日、申し込みの翌日以降31日後までですがモバイルsuicaは即時受け取りが可能です。
3.デメリットはごく僅か。ほぼない
一方このグリーン券交換にデメリットはあるのかというと、ほぼないと言えます。厳密には土休日での50km以下利用ではグリーン券事前購入が530円なので買ったほうが単価的に安く上がるくらい。
作業面ではポイント→グリーン券交換申請は2枚以上も可能である反面、suicaカードorモバイルsuicaで受け取れるのは1枚までなので、乗る前に毎回ホーム上のグリーン券売機かモバイルアプリで受け取り作業が必要になる、これが面倒と言えば面倒です。
またカード式Suicaの場合は駅券売機での受け取りが翌日以降なのに対しモバイルSuicaは即時受け取りが可能なのは大きなアドバンテージと言えます。
運行エリア内は都心部に乗り入れる列車は全列車グリーン車が2両付いていますが千葉以東や宇都宮以北、逗子以南は都心に直通せずグリーン車のない列車も多く、スケジュール的にはグリーン車に出会えないケースもあります。デメリットといえそうなのはこのくらいです。
4.旧ビューサンクスポイントから交換との違い
ビューカードの利用で貯まるビューサンクスポイントも2018年6月にJREポイントに統合。
このビューサンクスポイントもグリーン券に交換することができましたが、文字通り紙の券です。交換レートは400ビューサンクスポイント(suicaで1000円相当)=グリーン車利用券2枚なので1枚500円相当。JRE POINTより高還元でしたが、交換に時間が掛かることや2枚単位での交換になること、3ヶ月の有効期間があることなどデメリットもありました。
ビューカードでのsuicaチャージ自体が1.5%とかなり高還元であり、このレートは2018年6月のJREポイント統合後も変わっていません。
参照:モバイルsuica使うならビックカメラsuicaカード。関西住まいでも鉄オタじゃなくてもメリットしかない
5.期間限定ポイントも使える
JRE POINTにもウェブサイトのキャンペーンやアプリのゲームで貰える期間限定ポイントが存在し、有効期限が1~3か月程度に固定されるうえにSuicaチャージには利用できない制限があります。
ところがこの期間限定ポイントもSuicaグリーン券への交換は可能です。もし大量ゲットできたら選びたい使いみちと言えそうです。
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