JRE POINTを普通列車グリーン券に交換してみた。モバイルSuicaならすぐ乗れる!
JRE POINTの魅力的な交換先の1つが東海道線や高崎線等の普通列車グリーン券。その交換方法についてまとめてみました。
- 使えるのはJRE POINTに登録したSuicaのみ
- 交換(最大10枚まで)→受け取り(1枚まで)という流れ
- モバイルSuicaなら当日申し込んですぐ乗れる!
- カード式Suicaの場合翌日以降になり乗車前に券売機操作
- 乗車駅・降車駅は当日受け取るときに決める。最大30日間有効
1.使えるのはJRE POINTに登録したSuicaのみ

東京近郊路線の普通列車グリーン車。但し宇都宮以北や千葉以東など運行本数の少ない区間もあります。
JRE POINTからのグリーン券交換は登録したSuicaを介して行います。カード式SuicaとモバイルSuicaでは手順が異なり、カード式の場合駅券売機操作が必要になる一方モバイルSuicaではアプリ内で手続きが即時完結します。
なおApple Pay版でもモバイルSuica同様に交換ができますがGoogle Payは非対応です。とはいえGoogle Pay対応機種はモバイルSuicaにも対応しているのでモバイルSuicaから申し込めば良いだけです。
2.交換(最大10枚まで)→受け取り(1枚まで)という流れ
まずSuicaの仕組みからして1つのSuica(カード・モバイル両方)には1つのグリーン券情報しか入力できません。2つ目を交換もしくは購入すると未使用であっても上書きすることになります。
①JRE POINTのウェブサイトもしくはアプリでグリーン券交換を申し込む
②利用当日乗車前にグリーン券情報をSuicaに受け取り(インストール)をする
という2つの手順が必要です。
例えば4月1日に東京から小田原まで日帰り往復でグリーン車を利用する場合、カード式は3月31日までに、モバイルSuicaは当日までにグリーン券交換申し込みが必要です。そして東京駅出発前に1枚、帰りの小田原駅出発前に1枚受け取り作業をすることになります。
詳しくは次に説明しますがモバイルSuicaのほうが受け取りまでが通しでできる分シンプルで便利です。
3.モバイルSuicaなら当日申し込んですぐ乗れる!
JRE POINTアプリで交換する場合ですが、Chrome等ブラウザを使用した場合も同じデザインのようです。まずポイント交換ページにリンクするのですがこの時ポイント交換用第2パスワード入力を求められます。
JRE POIN用Suicaグリーン券申し込みというタブに進みます。
交換枚数をリストボックスから選択します。1枚600ポイントから最大10枚6000ポイントまで選択できます。「枚」という単位ですが紙で印刷されるわけではなく電子データで処理されます。乗車回数と考えてよいでしょう。
そして乗車までに今度は受け取り操作が必要です。今度はモバイルSuicaアプリを開き「チケット購入」→「Suicaグリーン券」の進むとSuicaグリーン券交換依頼が来ていると表示されます。
4.カード式Suicaの場合翌日以降になり乗車前に券売機操作
カード式Suicaの場合は交換当日の受け取りはできず翌日以降になります。普通列車グリーン車運行区間の駅ホームにある券売機操作で受け取ることになり、こちらも受け取り先登録済みSuicaをセットすると受け取り操作に進みます。
5.乗車駅・降車駅は当日受け取るときに決める。最大30日間有効

乗車駅と降車駅を「東」で検索結果。
実際に乗車駅と降車駅はこの受け取り時に決めるので1か月以内に利用予定があればとりあえず交換申請しておくというのも手です。1乗車600ポイント均一なので降車駅を終点までしておいて良さそうです。
受け取り後はグリーン車座席天井のリーダーにかざしてランプが赤から緑に変われば車内改札不要で利用できます。