旅行サイト等他社で取った航空券それからどうする?航空会社サイトでの確認方法まとめ。
海外旅行に関するひとつの不思議、Expediaや
HIS、
JTBといった旅行サイトで航空券を購入したあと、それからどうなるのか?という素朴な疑問にお答えします。
- 基本「紙の航空券」はない
- 予約番号等と書かれた航空会社用のIDがある
- 航空会社サイトで確認/情報追加できる
- 座席指定と機内食が選べる?
- ウェブチェックイン案内が来る
- 基本Eチケット発券後は旅行会社の役目は終わり
1.基本「紙の航空券」はない
結構誤解されがちなのですが航空会社であれ旅行代理店であれ、購入しても紙の航空券がもらえることはありません。
その代わり現代の定期旅客便ではどこでも航空会社の電子情報(Eチケットと言う)として管理され、利用者にも同じ内容をEメール等で通知します。これをEチケット控えと言い、これが購入、利用の証明書のようなものです。
2.予約番号等と書かれた航空会社用のIDがある
このEチケット控えは日本語ないし英語で色々書かれているのですが、そこに航空会社が管理するためのIDがあります。
- 予約番号
- 旅程番号
- BOOKING REFERENCE
- BOOKING CODE
など航空会社によって呼び名はさまざまですが、往復まとめて、同伴者も含め等、一回の決済ごとに1つの英数字の羅列が貰えます。航空券番号というのは違います。
これはHISで購入したエミレーツ航空のEチケット控え。HISから購入後にEメールで送られてきました。だいたい購入後すぐ~翌日くらいには届きます。
航空会社予約番号と書かれたIK___という6文字(のことが多い)がエミレーツ航空側の予約番号です。
2例目はExpediaで予約したエティハド航空のEチケット。(エティハド航空)と書かれた確認コードがエティハド航空側の予約番号にあたります。
Expediaの場合購入後すぐEメールが来て、それがEチケット控えにそのままなるシステムです。(スクリーンショットが旅行後だったのでこうなってしまったが…)
3.航空会社サイトで確認/情報追加できる
さて予約が済んでEチケット控えが届いたら旅行サイト側との取引は終了です。今度は航空会社側とコンタクトを取ります。
エティハド航空のウェブサイトを例に取りますが、多くの航空会社のウェブサイトのトップページに予約確認のページがあります。
- 予約確認
- 予約照会
- MY BOOKING
- MY FLIGHT
これも航空会社により呼び方はさまざまですが、ここに予約番号と姓を入力すると予約情報を呼び出せます。
またこの時航空会社側でもEメールの登録ができるので、登録しておけばチェックインの案内やオプションの広告、当日の運航情報を知ることができるので非常に便利です。
参照:【金額公開】エティハド航空のオークション型アップグレード。高いけどチャンスあり。
4.座席指定と機内食が選べる?
この時座席指定や機内食に関しての選択もできるようになるのですが、航空会社によっては割引運賃では事前の座席指定ができないor有料というケースも散見されます。特に旅行サイト等外部で予約した航空券に関しては座席指定できない場合も多いです。
一方で機内食の特別リクエストは多くの場合可能です。ビーフかチキンか、ではなくてベジタリアン食やお子様メニュー、イスラム教徒向け等、健康上や思想上、子供向けの食事を事前に用意することはできます。
5.ウェブチェックイン案内が来る
Eメールを登録した場合はウェブチェックインの案内が来ます。来なくても航空会社のウェブサイトに行けば出来ます。
航空会社によりますがだいたい出発の48~24時間前にウェブチェックインが始まることが多いです。但し幼児連れやビザが必要な渡航等、条件によって出来ない場合もあります。
Eメールでのチェックイン案内の例。この文言は英語や現地語のみの場合もありますが、予約ページが日本語であればチェックイン操作も日本語で出来る場合が多いです。
- 名前
- 手荷物の規則確認
- 座席の指定/確認
- 渡航文書(パスポート等)の番号入力
- マイレージ番号入力(任意)
- 搭乗券発行(モバイル端末に表示or印刷)
というのが一連の流れです。日本発の場合搭乗券は発券してもしなくても手荷物を預けるときに貰えます。
6.基本Eチケット発券後は旅行会社の役目は終わり
これは覚えていたほうが良いです。Eチケット控えは航空会社側が予約情報を確認したという意味ですから、以降のやり取りは航空会社と行うことになります。
ウェブサイトで出来るものや、コールセンターや空港窓口で対応するもの、すぐ出来るものや搭乗当日対応するものもありますが、基本的には同じです。
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