モバイルSuica使うならビックカメラSuicaカード。関西住まいでも鉄オタじゃなくてもメリットしかない
モバイルSuicaを使うのにはクレジットカードの登録が事実上必要です。これがないと毎回券売機やコンビニ等で現金チャージするしかありません。一方ビューカードでないとモバイルSuicaチャージ分はポイント付与対象外とするクレジットカードが多く、定期的な決済には悩ましい選択です。
- ビューカードでは珍しい年会費無料
- 全国どこでも発行可能、利用可能
- Suicaチャージは目的問わず1.5%還元
- 地方はモバイルでないと厳しい
- ポイントはモバイルSuicaチャージ
- Suicaを経由しない利用ではメリット薄
- 意外にも海外旅行保険が充実?
- SIMフリー端末でも対応広がる
1.VIEWカードでは珍しい年会費無料
JR東日本が主体となって発行しSuicaを内蔵している(Suica無しで発行できるものもあり)ビューカードでは500円程度の年会費が掛かるものが多いのですが、ビックカメラsuicaカードは年に1回でも利用があれば年会費は免除されます。全く利用がない場合だけ2年目以降年会費524円が課されます。
2.全国どこでも発行可能、利用可能
ビューカードはJR東日本のサービスですが日本国内なら居住地域を問わずウェブサイトから申し込みできます。
2018年5月24日からGoogle Payがsuicaにも対応し、Googleアカウントに登録したクレジットカードからも登録できるようになりました。勿論これも居住地域問わず申し込み可能です。
参照:【祝】Google Payでsuicaが利用可能に!モバイルsuicaとどっちが便利?→どっちも併用可能!
3.Suicaチャージは目的問わず1.5%還元
JR東日本の券売機、窓口、モバイルSuicaチャージ、オートチャージでの利用は1000円あたり15JREポイント(=15円相当)が付きます。例えばモバイルSuicaにチャージすれば私鉄だろうがコンビニで商品を買おうが1.5%還元です。コンビニやスーパーのSuica普及率は高いので利用価値も大きく、年会費無料のカードとしてはかなりの高水準です。
また請求書の郵送をせずにオンライン化すると毎月50ポイントが貰え、これも地味に嬉しいです。但しカードの利用がなく請求が発生しない月には貰えません。
4.地方はモバイルでないと厳しい
交通ICカードの全国共通化が進んではいますが、SuicaがオートチャージできるのはSuica&PASMOエリアの改札機だけ。他エリアでは改札で支払うだけ。またバスやお店での支払いはオートチャージできず、お店でのチャージは現金のみ対応です。同様に東急カードやToMeカード等PASMO内蔵のカードを関西圏等で使う場合もクレジットチャージできる場所が無くなります。
一方モバイルSuicaはオートチャージだけでなく自分で残額を見て金額を指定してチャージすることもできます。
5.ポイントはモバイルSuicaチャージ
貯めたJRE POINTはモバイルsuicaにチャージするのがレートも使い勝手もよく、地域問わず利用価値があります。他にJR東日本のグリーン車利用や関連施設の商品券にも交換できますが、JR東日本エリアでないと利用価値もないと思われます。
希少価値という意味では期間限定のオリジナル鉄道グッズやSuicaペンギングッズに交換するのも手です。意外にも後者のほうが人気でしょっちゅう品薄になります。
6.Suicaを経由しない利用ではメリット薄
Suicaチャージでないショッピング利用では1000円あたり5JRE POINT(=5円相当)に落ちてしまいます。代わりにビックカメラのビックポイントが1000円あたり10ビックポイントの割合で貯まります。
ビックポイントも1500ポイント→Suica1000円にチャージはできるのですが、こっちはJR東日本のATM「VIEW ALTTE」でカードを挿入して受け取る構造上、モバイルSuicaでは受け取れません。「VIEW ALTTE」自体JR東日本エリア以外にはJR札幌駅、新千歳空港駅、函館駅、ビックカメラ名古屋駅西店、天神2号店の5箇所しかありません。
そもそもビックポイントはビックカメラでの買い物で使ったほうが1ポイント=1円とレートがよいのでわざわざSuicaにする必要もないです。
7.意外にも海外旅行保険が充実?
国内とりわけ東日本向けに作られているカードですが実は海外旅行保険が付いています。しかも自動付帯なので会員であれば現地で利用している必要も携帯している必要もありません。
注目は傷害/疾病治療費用というやつで、旅先での怪我/病気による治療費用を負担するものです。勿論50万円だけでは頼りないのですが死亡保険以外は他に契約している海外旅行保険と併用できるので、例えば別に300万円の疾病治療保険があればあわせて350万円分利用することが可能です。無料で使えるサービスとしては十分です。
また国内旅行保険が付帯されているのもクレジットカードでは珍しいです。但しこちらは利用付帯なのでビックカメラSuicaカードで乗車券(Suicaチャージは目的地が定まらないため除外)や旅行商品、宿泊費(宿泊先での事故の場合のみ)を決済していることが条件です。
8.SIMフリー端末でも対応広がる
従来モバイルSuica対応機種はNTTドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのみでしたが2015年以降SIMフリー端末でも対応機種が増えてきました。やはりiPhoneよりも端末価格も安く、通信料も安く抑えることが可能です。
2020年3月時点で販売中のAndroid端末の多くがモバイルSuicaに対応しており、価格帯を問わずおサイフケータイ対応か否かが端末選びの基準になったと言えます。
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